人は自分の行動を性格が決めていると思いがちです。それはその通りかも知れません。
株の売買の決定はその人の性格が出やすいと思います。
株が上昇している時はみんなが買っているのだから買って損はないと思ったり株が下降している時はみんなが売っているはその会社が危険だから早く売らないと大変だとか。
人の行動を表す数式があります。レヴィンの図式です。
B=f(P・E)
B:行動(behavior) P:個人特性(personality) E:環境要因(environment) f:関数(function)
人の行動はこの図式から必ずしも人のパーソナリティー(P)だけではなく、環境(E)の影響があることがわかります。
集団の中にいると自分の気持ちより集団の行動に流されて自分行動が自分の気持ちと裏腹に出ることがあります。
犯罪を犯す人はその方のパーソナリティーの問題だけでなくその周りの状況(環境E)も犯罪行為の要因になることが多いと思います。
間違った行為を減らすには、社会の環境改善も必要かもしれません。また自分のパーソナリティーをコントロールする必要もあるかもしれません。